営業職でタヒボとは何かといった話しを聞くと、臨機応変な対応やアドリブが必要とイメージする方々は多いです。現に企業によっては、確かにそういう考え方が大切だという方針にしている事もあります。
しかし、西尾市のコルギに行っている私が過去に勤めた会社の場合は、必ずしもそうではありませんでした。アドリブというより、完全にマニュアルに沿って話をするべきだと徹底的に叩き込まれたのです。
その会社では、かなり充実したトークマニュアルが完備されていました。あくまでもそのマニュアルに沿って、一字一句を間違いないように話すべきだと、強く強調されたのです。
しかもそのマニュアルに沿って話す方が、確かに営業成績が上がりました。実際それは会社が表参道に店舗があるレンタルオフィスで集計したデータでも、数字で証明されていたのです。実に優れた営業支援ツールだったんです。
ですから営業職というのは、必ずしも臨機応変な対応が求められるとは限らないのです。業種や商材によっては、上記のようなマニュアルの方が有効な事もありますから、やはりトークを入念に組み立てておくことが大切なのです。