2018年も中盤に入り、玩具に新たなヒット商品が誕生しました!まさにリブランディングのお手本とも言えます!玩具シリーズとしてタカラトミー社(旧トミー社)が展開してきた「ゾイド」は、1980年台初頭に登場し、動物型の武装したロボットというコンセプトと、キットを組み立てればゼンマイやモーターによって動くという魅力的なギミックによって、過去多くの子供や男性を虜にしてきました。そのゾイドの最新作「ゾイドワイルド」が、2018年6月に展開をスタートしました!2018年に入って展開がアナウンスされ、コロコロコミックなどで特集され前評判が非常に高く、売れ行きは好調で、特に発売当初は売り切れが続出し「21世紀に入ってゾイドが売り切れる日が来るとは!」との驚きの声も聞かれました。従来のシリーズから一新し、全てのパーツが切り取られた形で商品として収納され、基本的にハサミやニッパーといった工具が必要なく、またネットに組み立て時の動画を載せて参考にできるなど、「プラモに馴染みのない子供でも楽しめるように」という、タカラトミー社の社員の徹底的な配慮が見て取れます!
またトイの発売とタイミングを共にして開始されたアニメも評判がよく、旧版のメカニカルさに、生物的な「ワイルドさ」の加わったフォルムを持つ新生ゾイドたちは、新作の発表があるごとにネット上で話題をさらっています。「ゾイドワイルド」には以前のものと違い、砲やミサイルといった外付けの武装が基本的にないのですが、全身に3㎜の突起が付けられており、これによって、他のプラモや旧ゾイドの武装をそのまま取り付けることができ、これにより、旧ゾイドファンの大人も「カスタム」で楽しめるようになっています!35年を経て子供心を掴み続ける「ゾイド」は、これからも「進化」していくでしょう!