私が勤めていたブラック企業考案、仕事が掴める新規開拓の仕方

これは私が2年間勤めていた広告会社で、新卒2年めで大手の担当ひとり立ちをさせてもらったばかりの頃の話です。会社のやり方は新規飛び込みはなしのルート営業、すでに取引がある会社の部署の人から他部署の案件を紹介してもらい、仕事を増やしていく方法を取っていました。

独り立ちをしたばかりで、先輩から引き継いだ既存案件で四苦八苦していたころ、上司から言われた命令が「朝の定時から夜の定時まで、1つの会社に居座ること」でした。

現在の会社は昔と違いアポイントがないと目当ての会社の中に入れないことが多々あると思います。したがって居座る場所は会社のロビー、または受付です。

これはルート営業特有、何度も顔を出している場所だからこそ有効な方法だそうで、ずっと居座っている姿を取引先の誰かが気付きまずは取引のある部署の担当者に伝えてくれます。

「今日はアポイントはないはずだけどな」と言いながら姿を見せてくれる。そこでこちらの状況を説明すると、「それなら」と新しい小さい案件をくれることがありました。

さらに既存部署で案件がない場合がびっくチャンスです。他部署に案件がないか聞いてくれ回してくれる、または状況を可哀そう(もしくは迷惑)と思った担当者がなけなしに仕事をくれることがあるのです。

そこからは担当営業の腕の見せ所で次の仕事を引き出せるかどうかが他部署開拓の有効な方法と教わりました。時間もかかるため実践するかどうかはその人次第でしょう。しかし効果はなきにしもあらず、です。

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